全長187m……?本当に存在するちょっと変わった国道4選!
2016/06/23
日本の主要幹線道路「国道」。その中には、ちょっと変わった国道があるのをご存知でしょうか?「えっ?これが国道なの?」と思わず思ってしまう国道を紹介したいと思います。
【1】車が通れない~国道339号
東津軽郡外ヶ浜町三厩竜飛の竜飛灯台付近から帯島付近を結んでいる「階段」が国道339号のルートとして指定されています。階段国道の近くには龍飛岬や津軽海峡冬景色の歌碑もあり、観光名所となっています。全長は388.2m、362段ありますが、もちろん車では通れません。
出展:aptinet.jp
【2】日本一短い~国道174号
全長たったの187.1m。徒歩だと約1分の距離です。なぜこんなに短いのかというと、「主要な港・空港と幹線道路を結ぶ道路は国道とする」という規定があるからだそうです。
ちなみに、次に短いのが国道189号の全長360m その次に短いのが国道130号の全長480mになります。
【3】日本一長い~国道4号
国道174号のあまりの短さに驚きましたが、では国内最長の国道はどれくらいになるのか……。それは、東京~青森間を結ぶ国道4号線です!総全長はなんと、886km!東京・埼玉・茨城・栃木・福島・宮城・岩手・青森と8都県を結ぶ日本の大動脈となっています。直線距離では900キロ弱!飛行機の直線距離だと羽田空港からなんと鹿児島空港までの距離に匹敵する長さです。
江戸時代に開設された日光街道・奥州街道にあたり、昔も今も関東と東北を結ぶ必要不可欠な国道です。
【4】海の上…?国道58号線
先ほどの国道4号に続き、全長860kmの国道58号は、なんと、海の上を通っています。
海の上なのに国道?と思ったのですが、国土交通省によると「フェリーボートなどによって、道路と道路とを結ぶ1本の交通系統としての機能があると判断できれば、国道と指定しています」とのことです。
ちなみに、海上国道は全国で24路線が指定されているようです。これには驚きですね!
今回は、国道マメ知識をお届けしてみました。みなさんのまわりにも変わった国道が身近にあるのではないでしょうか?
探してみるとおもしろいかもしれません。もしそんな国道があったら、ぜひSNSやコメントにお寄せください!
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