ポケモンGOをしながらパトカーにGO!運転中にスマホを使用したらどれだけ危ないか知っておこう!
via:Bodycam Shows Driver Playing Pokemon Go Crashes Into Police Car
アメリカのメリーランド州ボルチモアで、話題のアプリ「ポケモンGO」しながら運転していた若者が、パトカーに突っ込む事故がありました。
巡回中の警察官が歩道で話し込んでいたところ、停車中のパトカーに乗用車が突然、衝突。
パトカーには誰も乗っておらず、警察官は無事でした。
衝突した車は数十メートル先で止まり、警察官が駆け寄っていくと運転席から若い男性がスマートフォン片手に出てきました。
画面に映っているのは「ポケモンGO」。
この男性はポケモンGOでしながら運転していたようです。
事態を重く見た警察は、事故の映像を公開。
「けが人がいなかったが、一歩間違えれば悲劇が起きていた」とコメントを発表しています。
問題の映像
運転中にスマホを使用したらどれだけ危ないか知っておこう!
via:sam hoko
危ないとわかっていながらも、ついついやってしまいがちな「ながらスマホ」!
アメリカの調査会社がドライバーへのながらスマホに関する調査を行ったところ…
運転中にメールを読む人・・・43%
運転中にメールを送信する人・・・33%
という結果になりました。
運転中にスマホを使用すると…
血中アルコール濃度が0.08%と同じ状態になります。
これはアメリカの多くの州で「酩酊状態」と判断されるレベルです。
実際、2006年に19歳のアメリカ人青年が運転中のながらスマホで事故を起こし、二名が死亡するという事故が起きました。
その彼には、自分が事故を起こした記憶がなかったのです。
ユタ大学のデイビッド・スレイヤー博士によると運転中に電話をした場合の衝突リスクは通常の4倍!
これは血中アルコール濃度が法廷基準以上のドライバーと同水準です。
そして、運転中にメールをした場合の衝突リスクは通常の6倍なんです!
運転中のメールが、飲酒・電話よりリスクが高い理由は…
運転中にスマホ操作を終えてから通常の注意力に戻るまでおよそ「15秒」もかかります。
愛知工科大学、小塚一宏博士の研究によると、スマホ画面を見ているときは左右やドアミラーを見ていないそうで、たまに顔を上げて前方を見たとしても前方と画面間の直線的な視線移動のみとなります。
この状態は時速50kmで走行している場合、約14mの間目を閉じて運転しているのに等しいのです!
結果、蛇行運転をしてしまい、対向車線にはみ出し事故が起きるのです。
まとめ
車を運転中に危険と知りながらもついついスマホを見てしまうスマホ中毒者や依存者のことを神経ハイジャックと呼んでいるそうです。
日本では未だポケモンGOはローンチがされていませんが、熱狂する人が出てくることは間違いないでしょう。
ポケモンGOをする時は絶対に、”ながらスマホ”はやめましょう!!!!
