「軽自動車」だから「軽油」?誤給油するドライバーが1ヶ月に296人もいる事が判明!
2016/06/23
JAFが昨年の12月に誤給油の集計を行った結果、驚くべき数字が発表されました。
2015年12月の1カ月間に、ドライバーから寄せられた救援依頼のうち、「入れ間違えた」との申出があったものが、全国で269件ありました。実際には、ドライバーが入れ間違いに気付かず、走行不能などのトラブルとなって救援依頼されたケースも考えられるため、さらに多いことが予想されます。
JAF意外でも、スタンド店員に助けを求める場合もあるので「296件」以上はありそうですね。
都道府県別の誤給油JAF救援依頼上位地域としては、1位東京都・2位神奈川県、3位大阪府の順になっています。
入れ間違いの原因
「うっかり」「普段乗らない車」「軽自動車は軽油と思った」といったケースが多いようで、ドライバーの車両認識不足や勘違いが誤給油に繋がっているとのこと。
首都圏が上位に入っている理由として、レンタカーやカーシェアリング、社用車などマイカーではないクルマに乗る比率が高いことが考えられます。
また最近はクリーンディーゼル車も増えてきていますので、うっかり軽油じゃなくてレギュラーを入れてしまう可能性もあります。
軽油のほうが安いから給油したっていう人もいそうですね。
誤給油してしまったらどうなるのか?
ガソリン車に軽油を入れた場合、軽油の混ざったガソリンが供給されると、エンジンの出力が下がり、加速が鈍くなります。
そして、アイドリングも不調になります。
さらに、軽油だけを入れてしまうと、黒い排気ガスが出るようになり、やがてエンジンが止まってしまいます。
ディーゼル車にガソリンを入れた場合は、最初のうちエンジンはかかっていますが、すぐに力がなくなってきます。
エンジン音が高音になり、アイドリングも不安定、排気ガスは白くなってきます。こうなると噴射ノズルや燃料ポンプの交換が必要になる場合があります。
間違えて給油してしまったらどうすれば?
間違えた!と思ったら、エンジンはかけないようにしましょう。そしてスタンド店員さんに「間違えて入れてしまった」と伝えましょう。
上記でも説明しましたが、知らず知らずにエンジンをかけ走行してしまった場合、深刻な状況になっていきます……。
かかる費用はおいくら万円?
誤給油してしまったら……
エンジンをかけてしまってすぐ止めた場合、上記+エンジン内までの洗浄+プラグ交換で約2~3万円
しばらく走行してしまった場合、もしかするとエンジン載せ換えで約10万円以上
ぐらいの費用が発生するようです。
JAFに入会しておけば……
彼女とのドライブデート。ウッキウキな男がガソリンスタンドに。軽自動車には軽油、と勘違いしていた彼。田舎道でエンストしてしまった、ふたりの車はいったいどうなる!?https://t.co/O5gRYsPrj5https://t.co/OH9Lf2hzzz
— JAF (@jaf_jp) 2016年3月28日
年会費4000円を払ってJAFに入会しておけば、燃料の入れ間違いでもほぼ無料で対応してくれるようです。
上記で説明したケースによりますが安く済むかもしれません!
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