さよならサイドミラー!国土交通省がミラーレス車の解禁を認め、6月18日から走行可能に!パナソニックも参入!
2016/11/16
出典:Joyride in the BMW i8 Mirrorless! – CES 2016
国土交通省が、6月から自動車の保安基準を改定し自動車に設置が義務付けられているバックミラーやサイドミラーの代わりとなるカメラやモニター等で代用することを条件としたミラーレス車の公道での走行を認めました。
ついに日本でもミラーレス車の走行が現実的になりそうです。
対象となる車両は「乗用車、バス、トラックなどの4輪車」となってて、バイクなどの2輪車は対象外です。
ミラーレスの基準は、2015年11月に国連で定められたミラーレス車における国際基準に従った形で、運転手の安全性と視界の確保が重視されています。
具体的に、画質や表示範囲、さらに倍率などを統一した上で現在のミラーの配置箇所にモニターを設置することが決定されています。
出典:car.watch.impress.co.jp
▲BMWが発表したミラーレス車。カメラ機能と車内のディスプレイをリンクさせることでミラーレスを実現した「i8 ミラーレス」を搭載。
出典:car.watch.impress.co.jp
▲「i8ミラーレス」は、リアビュー・ミラーの代わりとなる3台のカメラを設置することで、広い視野を確保することができます。
実際にBMW i8 mirrorlessを試乗した映像
ミラーレス車には、運転手に対しての配慮も含め、ミラーの代用となるシステム構築が必要となりますが、各メーカーも今後ミラーレス車の開発に大きく力を入れてきそうです。
個人的にはフェンダーミラーを復活してほしいのですが……。
今後、日本でもミラーレス車の走行が可能になるということで、近い将来サイドミラーの無い車が当たり前になる時代がくるかもしれませんね。非常に楽しみです!
【追記】国交省、法改正でバックミラーがない自動車を設計・製造することが可能に!6/18から施行!
バックミラーの代わりに、カメラモニタリングシステム(CMS)を使用することが6/18より可能になります!
バックミラーがオプションになる日が来る!?
バックミラー等に代わる「カメラモニタリングシステム」の基準を整備します。- 道路運送車両の保安基準等の一部改正について -
【追加情報】パナソニックが「ミラーレス車」参入へ!
パナソニックが「ミラーレス車」用の基幹部品の販売を来年度中に始めることを明らかにしました。
衝突の危険を知らせる警告をフロントガラスに表示できる新技術なども開発。
大手の本格参入により、乗用車への普及がどんどん進んでいきますね!
パナソニック、「ミラーレス車」参入 車の視界すべて取り込む 車のデザイン変わる?
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