ノンアルコールビールは飲酒運転になる!?ならない!?
2016/06/23
車を運転する人や、アルコールに弱い人もお酒を楽しめる、ノンアルコール飲料。改正道路交通法で飲酒運転に対する罰則が強化されたため、ノンアルコールビールをはじめとするノンアルコール飲料の需要は高まっています。ビールの他にも、ノンアルコール酎ハイ、ノンアルコールカクテルなど種類もバラエティ豊かになり、女性を中心に人気です。これらのノンアルコール飲料、調子良く飲んでいたら、ノンアルコールのはずなのに何となく酔った気分になった、ということはありませんか?錯覚かと思っているなら、車の運転をする時は気をつけて。実は、ノンアルコール飲料には、アルコールが少量ですが含まれていることもあるのです。
ノンアルコールビールはアルコール0ではない!
「アルコール飲料」と「ノンアルコール飲料」の基準は、「酒税法」を元に決められています。酒税法では、「ビールテイスト飲料」の中で、アルコール分1パーセント未満のものなら、「ノンアルコールビール」と表示することができます。つまり、「ノンアルコールビール」と銘打っている商品も、アルコール分が完全にゼロであること意味するものではなく、微量ですが、アルコール分が含まれていることが多いのです。これは、ノンアルコールワインや、ノンアルコールカクテルなども同じです。
酒気帯び運転になるケースも!
アルコール分が微量に含まれるノンアルコールビールを飲むと、体質や体調によっては酔った状態になることがありますし、アルコールに弱くはない人でも、大量に飲めばビールを飲んだのと同じことにもなります。もしその時検問にあって、足元がふらつくなど、酔った状態であると認められたり、呼気検査でアルコールが検出されれば、「酒気帯び運転」や「飲酒運転」とみなされることもあるので、「ノンアルコール飲料」だからといって安心しきって飲むことはできないのです。
コンビニやスーパーなどで缶のノンアルコールビールを買う場合は、アルコールがゼロなのかどうかを、商品の表示で確認することができますが、飲食店でグラスなどで出されるノンアルコールビールは、アルコール分がゼロなのかどうかを、見て判断することができません。お店に確認を取るか、もし飲むのであれば、車を運転するのは、飲んだ後、完全に酔いが覚めてからにしてくださいね。
iwakura-dsでよく読まれている記事です。あわせてご覧下さい!
■さよならサイドミラー!国土交通省がミラーレス車(バックミラー)の解禁を認め、6月18日から走行可能に!
■2016年4月1日からナンバープレート違反の基準が変わります!ナニがダメになるのか!?
■持ってるだけでかなりスゴイ運転免許、フルビット免許証とは!?
