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なぜタクシーはガソリンではなくLPガスを使って走っているのか知ってる!?

      2016/06/23


taxi

日本の道路を走るタクシーのほとんどがLPガスを燃料として走っています。LPガスは液化石油ガスのことで、家庭の給湯器の熱源などにも使われている燃料の一種です。

個人タクシーはガソリンエンジン車が主流で、最近はハイブリッドカーのプリウスのタクシーも見かけるようになりましたが、それでも圧倒的にLPガスのタクシーが多いようです。ではなぜタクシーは、LPガス車が多いのか?知ってますか!?

LPガスはガソリンに比べて安く排気もクリーン

コストが優先されるタクシーなどの営業車において、LPガスの安さは魅力的。実際の値段で言うと、2015年9月のLPガスの値段は、東京都では76.5円/ℓと、リッターあたり100円以上する軽油よりも大幅に安いのです。ガソリンや軽油との課税率の違いも影響しているのも理由のひとつ。また、街中でときどき見かけるLPガススタンドでは、タクシー業者向けに一般ユーザーよりも安い値段で販売するスタンドもあるなど、優遇されている面もあります。

ちなみに

LPガス車の燃費はガソリン車とあまり変わりません。以前は燃費の良さもウリでしたが、この10年で純ガソリン車もクリーンディーゼル車も燃費がかなり良くなっているので、その差が目立たなくなっています。

LPガス車は盗まれにくい!?

LPガス車は盗まれにくいと言われています。なぜかというと、盗んだところで普通のガソリンスタンドでは給油できないからです。また、LPガススタンドも数が少ないため、結果、車泥棒からは敬遠されているようです。また、タクシーは多くが最近の乗用車では一般的ではないコラムシフトレバーを採用しています。通常の車のシフトとは違い、扱いづらいという点も盗まれにくい理由とされています。

ちなみに

現在、日本で走っているタクシーの9割は1995年に発売したクラウンコンフォートです。2014年9月に日産自動車がタクシーのベース車となるセドリックの生産を終了したため、現在、セダン型タクシー向け車両を生産しているのはトヨタだけになります。

そのトヨタも2017年末までに、LPガスオンリーによるタクシー向け車両を生産終了すると発表していて、2015年の東京モータショーにて発表されたLPガスハイブリッドシステムを搭載したミニバン型のタクシー専用車が近い将来、タクシーのベース車として普及していくことになりそうです。

LPガス車はなぜ一般向けに普及しないの?

排気はクリーンで燃費もいいとなれば、LPガス車をもっと一般ユーザーの車に普及させればいいのでは?と思いますが、現実にはなかなか難しいそうです。その理由は以下のようなことが考えられます。

・LPガスを充てんできるスタンドが少ない
・定期的なガスタンクの交換が必要など、メンテナンスが大変
・ガスタンクがトランク内で大きな位置を占めるので邪魔
・年間走行距離がタクシーと比較して少ない一般のユーザーにはメリットが少ない

コスト面のメリットが年間10万キロ以上走るタクシーほど得られないこと、インフラ整備といった点で、LPガス車はやはり一般には普及しづらいようですね。

ちなみに

岩倉自動車教習所の教習所ではプリウスを使用しています!(AT車のみ。)

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MT車にはティーダを使用していますので、LPガスで走っています!

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